2026.09.03 · 論文

道端 信貴先生(横須賀市立市民病院)の論文が掲載されました

Paper Information

Small-caliber cap-assisted identification of an exposed vessel and direct clipping for colonic diverticular bleeding.

Authors

Nobutaka Doba, Masanobu Someya, Koki Goto, Ryo Yonamine, Shinzo Abe, Shin Maeda

Journal

Endoscopy. 2026 Aug 27. doi: 10.1055/a-2921-6422. Online ahead of print.

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道端 信貴先生のコメント

結腸憩室出血は、日常診療で頻繁に遭遇する下部消化管出血の原因疾患です。

内視鏡的止血ではクリップ止血が最も広く行われており、憩室内の出血点を直接クリッピングする直達法と、憩室開口部を縫縮する間接法があります。

直達法は間接法と比較して止血成績に優れるとされていますが、憩室内の観察が困難なため、実臨床では間接法を選択せざるを得ない場面も少なくありません。しかし、間接法では再出血を繰り返す症例を経験することがあります。

今回、先端開口径4 mmの小口径キャップを用いることで、憩室内の露出血管を明瞭に同定し、直達法によるクリップ止血に成功した症例を経験しましたので、その有用性についてご報告いたしました。

本報告が日常診療の一助となれば幸いです。

最後に、日頃よりご指導を賜っております前田教授に深く感謝申し上げます。

道端 信貴