2026.06.15 · 論文
三輪 治生先生(センター病院・講師)の論文が掲載されました
Paper Information
Wall stretch sign to prevent trans-gastric lumen apposing metal stent deployment during endoscopic ultrasound-guided gallbladder drainage
Authors
Haruo Miwa, Kazuki Endo, Ryo Soma, Ritsuko Oishi, Yuichi Suzuki, Hiromi Tsuchiya, Shin Maeda
Journal
Endoscopy. 2026;58(S 02):E655-E657. doi: 10.1055/a-2873-7567.
三輪 治生先生のコメント
昨年の6月より,手術適応のない急性胆嚢炎に対して,HotAXIOS System (Boston Scientific)が保険収載されました.市民総合医療センターではこれまでに19例に同製品を用いた超音波内視鏡下胆嚢ドレナージ術(EUS-GBD)を施行し,全例で治療に成功しています.一見,簡便に見えるHotAXIOSを用いたEUS-GBDですが,実際に行ってみると他のデバイスにはない特有の注意点があると感じます.特に予期せぬ経胃穿刺(幽門部での穿刺)を行った場合,食物残渣の混入や幽門閉塞のリスクがあります.
このたび,HotAXIOSによる穿刺時に,超音波画面で胃壁の進展に注目することにより経胃穿刺を回避する方法を「wall stretch sign」としてE-videoに報告させていただきました.このようなTIPSを積み重ねて,安全確実な内視鏡治療の発展に寄与していただければ幸いです.
論文投稿に際してご協力いただきました肝胆膵グループの皆様,前田教授に御礼を申し上げます.
三輪 治生