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論文

小野寺 翔先生(大学院生)の論文が掲載されました

Paper Information

Endoscopic ultrasound-guided hepaticogastrostomy using a novel long-tip cannula for the management of difficult guidewire insertion into the peripheral bile duct

Authors

Sho Onodera, Hiroki Sato, Haruo Miwa, Ritsuko Oishi, Shotaro Tsunoda, Kazuki Endo, Yuichi Suzuki, Hiromi Tsuchiya, Shin Maeda

Journal

Endoscopy. 2026 Jan;58(S 01):E131-E132.

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A

Abstract

背景と目的:超音波内視鏡下肝胃吻合術(EUS-HGS)において、穿���および瘻孔拡張の後にガイドワイヤーを末梢胆管へ誘導するステップは、鋭角な分岐や狭窄がある場合、しばしば技術的な困難を伴います。本報告では、新しく開発された「ロングチップカニューレ(long-tip cannula)」を用いることで、この困難なガイドワイヤー挿入を克服した症例を提示しました。

方法:悪性胆道狭窄に対してEUS-HGSを施行した症例において、穿刺後に新型のロングチップカニューレ(M-Through long tip cannula; PIOLAX社製)を使用しました。このカニューレは先端のチップ部分が10mmと長く設計されており、その長いチップを胆管内に深く挿入することで、安定したルートを確保した上でガイドワイヤーを誘導しました。

結果・結論:ロングチップカニューレを使用することにより、従来の短いチップのカニューレではガイドワイヤーが逸脱しやすかった鋭角な分岐部においても、高い支持性を得ることが可能となりました。その結果、スムーズに末梢胆管へのガイドワイヤー留置に成功しました。本デバイスは、EUS-HGSにおけるガイドワイヤー操作の成功率を高め、手技全体の確実性を向上させる有用なツールであることが示されました。