Paper Information
A novel slim cholangioscope facilitates antegrade laser lithotripsy for an intrahepatic biliary stone with acute ductal angulation
Authors
Haruo Miwa, Shotaro Tsunoda, Kazuki Endo, Ritsuko Oishi, Yuichi Suzuki, Hiromi Tsuchiya, Shin Maeda
Journal
Endoscopy. 2025 Dec;57(S 01):E1125-E1127.
Abstract
背景と目的:内視鏡的超音波ガイド下肝胃吻合術(EUS-HGS)を介した順行性レーザー砕石術は、肝内胆管が鋭角に屈曲している場合、ターゲットへのアプローチが極めて困難となります。本報告では、高度な屈曲性能を備えた新型の細径胆道鏡(9-Fr eyeMAX)を用いることで、この課題を克服し結石除去に成功した技術を提示しました。
方法:膵頭十二指腸切除術後、肝内胆管結石を来した78歳男性。当初、バルーン内視鏡下ERCPを試みましたが、腸管の癒着と胆管の鋭角な屈曲のため処置が困難でした。そのため、EUS-HGSを施行して順行性ルートを作成し、3週間後に新型の細径胆道鏡(9-Fr eyeMAX)をメタルステント経由で挿入。屈曲した胆管内でスコープの操作と吸引を駆使して結石を正面に捉え、レーザー砕石術(LithoEVO)を施行しました。
結果・結論:レーザー砕石により結石を完全に破砕・除去し、合併症なく治療を完遂しました。本報告は、新型の細径胆道鏡を用いた順行性レーザー砕石術の初めての報告です。本デバイスの優れた追従性は、解剖学的に困難な症例における胆道結石治療の有効な選択肢となり得ることが示唆されました。
EHL)を使用してきましたが,胆管結石に対して承認を得たレーザー治療機(LithoEVO; Edap TMS)を使用する機会があり,治療を完遂した症例をE-videoに報告させていただきました. 膵頭十二指腸切除後の肝内結石に対して,当初はバルーン内視鏡下POCSで結石破砕を試みましたが,腸管の癒着が強く結石の正面視が不可能でした.このため,EUS-HGSを施行し,ESCR経由での9Fr eyeMAX挿入,レーザー治療を試みました.こちらも正面視に難渋しましたが,どうにか結石を破砕し終えて,空腸へ除去し治療を完遂しました. 今後も,新たな医療機器を用いて,患者さんにとって有益な治療法を開発していきたいと思います.論文投稿に際して,前田教授,消化器病センター内科の皆様に御礼を申し上げます.(三輪治生先生のコメント
(EHL)を使用してきましたが,胆管結石に対して承認を得たレーザー治療機(LithoEVO; Edap TMS)を使用する機会があり,治療を完遂した症例をE-videoに報告させていただきました. 膵頭十二指腸切除後の肝内結石に対して,当初はバルーン内視鏡下POCSで結石破砕を試みましたが,腸管の癒着が強く結石の正面視が不可能でした.このため,EUS-HGSを施行し,ESCR経由での9Fr eyeMAX挿入,レーザー治療を試みました.こちらも正面視に難渋しましたが,どうにか結石を破砕し終えて,空腸へ除去し治療を完遂しました. 今後も,新たな医療機器を用いて,患者さんにとって有益な治療法を開発していきたいと思います.論文投稿に際して,前田教授,消化器病センター内科の皆様に御礼を申し上げます.(三輪治生)