2026.07.28 · 論文

廣谷 あかね先生(市民総合医療センター)の論文が掲載されました

Paper Information

A case of advanced esophagogastric junction cancer in which comprehensive genomic profiling by liquid biopsy led to the diagnosis of a second primary hepatocellular carcinoma

Authors

Akane Hirotani, Makoto Sugimori, Sho Sato, Haruo Miwa, Tsutomu Sato, Makoto Kudo, Manabu Morimoto, Chikara Kunisaki, Shin Maeda

Journal

International Cancer Conference Journal. 2026 Mar 26. doi: 10.1007/s13691-026-00860-8. Online ahead of print.

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廣谷 あかね先生のコメント

今回、がんゲノム検査を契機に重複癌の診断に至った症例を報告しました。

がんゲノム検査の目的は遺伝子異常に基づいた治療選択肢の提案ですが、得られた遺伝子プロファイルを臨床経過や画像所見と照合することで隠れた別の原発癌の診断につながる可能性があります。

本報告では、Liquid biopsyによるがんゲノム検査で検出された遺伝子異常が臨床診断と一致しなかったことをきっかけに、肝病変が転移ではなく原発性肝細胞癌であったことが判明しました。遺伝子プロファイルを治療法探索だけでなく、診断の再考に活用する可能性を示した症例です。

がんゲノム検査は治療につながらないことも多いですが、検査結果を丁寧に評価することで少しでも患者さんの診療に還元できればと考えています。

多くのご助言をいただきました杉森慎先生、前田教授に心より感謝申し上げます。

廣谷 あかね