2026.07.06 · 論文
岩井 知久先生(藤沢市民病院)の論文が掲載されました
Paper Information
Endoscopic retrieval of a migrated plastic stent after endoscopic ultrasound-guided hepaticojejunostomy
Authors
Tomohisa Iwai, Megumi Tsukamoto, Yusuke Ozaki, Masaki Nishimura, Tomoko Ando, Shun Iwase, Shin Maeda
Journal
Endoscopy. 2026 Jun 30. doi: 10.1055/a-2888-0530. Online ahead of print.
岩井 知久先生のコメント
通常、術後再建腸管に対してはバルーン内視鏡下ERCP(BE-ERCP)で胆膵処置を行いますが、目的部位への到達やcanulationに難渋する場合があります。本症例では、胃全摘術後の総胆管結石症に対してBE-ERCPが不成功となったため、超音波内視鏡ガイド下胆管空腸吻合術(EUS-HJS)を施行し、順行性に結石除去を行いましたが、再発時のルート確保目的で吻合部へステント再留置の方針としました。しかし、内視鏡の視野不良のため、肝内胆管深部にステントを迷入させるに至りました。EUS-HJS後のステント迷入という困難な偶発症に対し、様々なトラブルシューティングを駆使することで、患者に大きな侵襲を及ぼすことなく安全に回収することができた過程を紹介しました。本論文作成にあたり、ご指導を賜りました前田教授、内視鏡スタッフ、ならびに日々安全な内視鏡診療を支えてくださる関係者各位に心より感謝申し上げます。
岩井 知久