2026.06.29 · 論文

三輪 治生先生(センター病院・講師)の論文が掲載されました

Paper Information

Side-by-side stent deployment of novel spiral covered metal stents for malignant distal biliary obstruction with a low-confluence posterior branch

Authors

Haruo Miwa, Ryo Soma, Yuto Matsuoka, Ritsuko Oishi, Yuichi Suzuki, Hiromi Tsuchiya, Shin Maeda

Journal

Endoscopy. 2026 Jun 26. doi: 10.1055/a-2888-9870. Online ahead of print.

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三輪 治生先生のコメント

現在,切除不能悪性肝門部胆管閉塞に対するドレナージ法は,プラスチックステントの胆管内留置が普及していますが,径が細いことや胆管の形状に合わない場合に早期閉塞することもあります.一方,金属ステントの留置方法はUncovered stentの胆管内留置(PSIS),平行留置(SBS)などがありますが,いずれもstent in growthが問題となります.

この度,ABIS社から発売されたHILZO spiral willow stentは,6mmの細径でありながら内層シリコン・外層PTFEの二層のカバーを有し,特に外層カバーはらせん形状となっていることからカバー周囲を胆汁が流れることで分枝の閉塞を予防する効果が期待されます.このため,分枝を超えて留置することが可能であり,この度,後枝低位合流の悪性胆管狭窄に対するSide-by-side留置を報告させていただきました.

プラスチックではなく既存のcovered stentでもない第3の金属ステントとして今後の有用性の報告が期待される製品です.

この度,論文投稿にあたりご助力いただきました消化器病センター肝胆膵グループの皆様,森本部長,前田教授に深謝いたします.

三輪 治生