2026.01.20 · 論文
三輪 治生先生(センター��院・講師)の論文が掲載されました
Paper Information
A novel slim cholangioscope facilitates antegrade laser lithotripsy for an intrahepatic biliary stone with acute ductal angulation
Authors
Haruo Miwa, Shotaro Tsunoda, Kazuki Endo, Ritsuko Oishi, Yuichi Suzuki, Hiromi Tsuchiya, Shin Maeda
Journal
Endoscopy. 2025 Dec;57(S 01):E1125-E1127.
三輪 治生先生のコメント
近年,様々な特徴を持った胆道鏡が発売されており,診断および結石治療に使用されています.市民総合医療センターでは2023年よりMicro-Tech社のeyeMAXを導入し,主に9Frの細径スコープを使用しています.9Fr eyeMAXは狭窄部の通過だけでなく,鉗子口径3.2mmのバルーン内視鏡でも使用でき,EUS-HGS/HJSにより作成したESCRルートからも挿入が容易なため,術後再建腸管症例にも有用です.
eyeMAXを使用した結石除去では,これまで電気水圧衝撃波(EHL)を使用してきましたが,胆管結石に対して承認を得たレーザー治療機(LithoEVO; Edap TMS)を使用する機会があり,治療を完遂した症例をE-videoに報告させていただきました.
膵頭十二指腸切除後の肝内結石に対して,当初はバルーン内視鏡下POCSで結石破砕を試みましたが,腸管の癒着が強く結石の正面視が不可能でした.このため,EUS-HGSを施行し,ESCR経由での9Fr eyeMAX挿入,レーザー治療を試みました.こちらも正面視に難渋しましたが,どうにか結石を破砕し終えて,空腸へ除去し治療を完遂しました.
今後も,新たな医療機器を用いて,患者さんにとって有益な治療法を開発していきたいと思います.論文投稿に際して,前田教授,消化器病センター内科の皆様に御礼を申し上げます.
三輪 治生